食品衛生監視員の試験概要を以下にまとめてみましょう。
食品衛生監視員の受験資格
まずは、受験資格ですが、
- 厚生労働大臣の登録を受けた食品衛生監視員の養成施設で所定の課程を修了した者
- 医師、歯科医師、薬剤師、獣医師
- 大学において医学、歯学、薬学、獣医学、畜産学、水産学、農芸化学の課程を修めて卒業した者
- 栄養士で2年以上食品衛生行政に関する事務に従事した経験を有する者
となっています。
食品衛生監視員の試験日程、内容
まずは、試験日程ですが
1次試験が6月初旬頃、2次試験が7月中旬頃のに行われます。
1次試験は
- 基礎能力試験(多肢選択式)・・知能分野27題、知識分野13題
- 専門試験(記述式)
分析化学1、または、食品化学1の一題選択。
微生物学1、または、毒性学1の一題選択。
公衆衛生学1、または、食品衛生学1の一題選択。
2次試験は
人物試験で人柄、対人的能力などについての個別面接
食品衛生監視員の試験対策
さて、気になるのは試験の対策ですよね、
基礎能力試験は広く勉強し、専門科目は衛生薬学領域を重点的に勉強するとよいでしょう。
因みに、衛生薬学範囲の問題集等がとても役に立ったと言う意見もありますよ!
公表されている過去の問題集をベースにして、その関連項目をもっと掘り下げるようなイメージで勉強すると良いようです。
なお平成24年度より、厚生労働省検疫所における食品衛生監視員の採用については、人事院が新たに創設した専門職試験の一つとして実施されています。
受験資格や申し込み方法等の詳しい内容については、人事院ホームページ確認して下さいね。